ふたごやま制作所ブログ

映画『男はつらいよ』

引用元:https://www.tora-san.jp/

ふたごやま制作所の山下です。
今回は昭和の名画『男はつらいよ』について。この『男はつらいよ』、松竹が1969年から1995年まで全48作もつくられた人気シリーズです。私は1988年生まれなのでまだ生まれてもいません。小さい頃に飛び飛びで見たことがあった程度で、シリーズ全作は見たことがないな、と思い1作目から見ていっています。全48作なのでまだまだ先が長いですが、1本90分程度なのでサクサク見れます。

このシリーズ、ほとんどが【寅さんが柴又に帰ってくる→マドンナ登場→失恋→寅さんが旅に出る】という典型があるんですが、なぜか飽きずに見れます。旅先の風景やマドンナが毎作変わっていくのも魅力的ですが、やはり変わらないあの賑やかな下町っぽさに惹かれているのでしょうか。

私でも知っているような有名役者の若かりし頃が見られるのも面白いです。火サスで有名な船越英一郎の父、船越英二がサラリーマンで出てきたり、浅丘ルリ子に吉永小百合、八千草薫、倍賞千恵子、ジュリー…と豪華キャストがごろごろ出てきます。17作目には、宇野重吉が演じる有名画家を接待する市職員に宇野重吉の息子・寺尾聰が出演していました。

3年後の2019年は男はつらいよ50周年です。釣りバカがドラマ化したのは記憶に新しいですが、男はつらいよも何かそういう展開があるのでしょうか。個人的には存命のキャスト(前田吟・倍賞千恵子・吉岡秀隆など)で49作目と50作目を制作してもらって、50周年を50作目公開で締めくくってほしいところです。
老若男女、誰でも楽しめる良い映画だと思うので、未見の方は是非一度見てみることをお勧めします。
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