ふたごやま制作所ブログ

3DCGの有用性について

ふたごやま制作所の山下です。
今回は3DCGについて書きたいと思います。以前自己紹介でもご紹介した通り、私は建築デザインを専攻していました。こと建築デザインではCGの有用性は非常に高く、ある意味必須のスキルと言えます。墓石業界においても様々な墓CADがありCGには馴染みがあるのではないでしょうか。
3DCGが普及する以前、建築家達が施主に提案する手法は模型とスケッチ(パース)が主で、人生最大の買い物と言われる家を、およそ実物からは遠い手法に依存するしかありませんでした。(それはそれで味があって好きですが)



この画像は私が設計し、3次元CADによってモデリングとレンダリングをかけたCGです。スケッチも図面もないので比較のしようもありませんが、間違いなくCGのほうが空間をイメージできるはずです。このように、建築事務所では施主との打ち合わせを重ね、「壁の色をもう少し明るく」「照明の位置を変えてほしい」といった要望をCGに反映させながら理想の空間へと近づけていきます。
素人であり、人生でも数少ない買い物となる施主にとって『明確なイメージの提示』は、円滑な打ち合わせを生むだけではなく、不安を取り除く要素にすらなり得ます。

CG制作にはPCや高価なソフトウェア、専門的な技術が必要となるのも事実ですが、デザインの世界において、CGの力は双方にとって重要なものとなっています。『お客様に実物をイメージさせ、理想に近づけていく』手法のひとつとしてCGの有用性は非常に高いと言えるでしょう。
10:08 | comments(0) | -

問題あるデザイン

最近「デザイン」という言葉をTVやネットで頻繁に見かけるようになりました。2020年、東京オリンピックのロゴや競技場のデザインは大きな注目を集めています。盗作(疑惑)やお金の問題など、悪いニュースばかりなのが残念ではありますが・・・。
ですが、悪いニュースであれ「デザイン」というものが注目されるのは良いことではないでしょうか。今回の件では画像転用や盗作などデザインの問題が一般の方々にまで認知され、デザインの良し悪しを考えるきっかけになったかと思います。

では良いデザインとはどんなモノでしょうか。ポルシェ911や落水荘が美しく洗練されたデザインなのは言うまでもありませんが、世の中には物議を醸す「問題ある美しいデザイン」も多くあります。

近代建築の巨匠であるドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエは1951年に「ファンズワース邸」を設計しました。ミースが設計した最後の住宅(別荘)であり、近代建築の傑作として有名ですが、この住宅は人が暮らす上で大きな問題を抱えています。ガラス張りの外壁は断熱性が悪く、夏は暑く冬は寒い上に通風も悪い、とても人が住めるような住宅ではなかったそうです。工期も延び、ついには訴訟問題にも発展して、ファンズワース氏は住むことなく売り払ってしまいました。

しかし、鉄骨によって宙に浮いたような軽快さ、面で構成された純粋なデザインは、時代を越えて世界中で愛され、近代建築の傑作となりました。施主の理想からは程遠いが「問題ある美しいデザイン」と言えるでしょう。


このようにデザインには使いづらく・造りづらいデザインが必ずしも悪いデザインではない、という不思議な側面があります。私たちの身の周りにも使いづらいけれど愛着のあるデザインが多くあるのではないでしょうか。良いデザインとは、個人にとってその時々に左右されず、愛し続けられるデザインであると私は考えます。

19:22 | comments(0) | -

自己紹介

ふたごやま制作所の山下です。
今回は簡単に自己紹介をしたいと思います。私は札幌市立高等専門学校を卒業後、札幌市立大学へと進みデザインを学びました。いずれの学校もデザイン教育を主軸とした学校で、市立高専ではデザインの基礎を3年間学んだ後2年間建築デザインを学び、市立大学では建築から更に視野を広げた空間デザインを学びました。
それから、建築デザイン事務所に勤めた後、独立し「ふたごやま制作所」をつくるに至りました。屋号は札幌市中央区の自然豊かな地域「双子山」からデザイン制作を広く行っていきたいという思いから、この屋号としています。

趣味は映画鑑賞と釣りです。たまに趣味の話なんかもするかも知れません。
至らない点も多々あるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
18:52 | comments(0) | -

はじめまして

はじめまして。ふたごやま制作所の山下和樹と申します。
デザイン墓石「ITSUKI」の企画・運営、建築等デザインに関わる仕事をしています。
ブログを通してイツキの更新情報やデザイン、興味のあることを書いていく予定です。
駄文ではございますが、お暇な時にでも覗いていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
13:32 | comments(0) | -